農業の楽しいところ100選!農業はつまらない?

サク
サク

こんにちは!農業に愛され(未来形)、農業を愛する男のサクです!

農業は5Kとも呼ばれ、「きつい・汚い・危険・稼げない・結婚できない」とも呼ばれ、好んで選ぶ若者は多くはないと思います。

しかし、僕は農業こそが自分にとっての天職であり、薬剤師になるための努力や年月も惜しまずに、一生を農業に捧げようと決意しました。

これからは「賢く、カッコ良く、綺麗で、健康的で、幸福」な仕事にしていきたいです。

現在、25/100!

01. 楽しみ方が人それぞれ

農業は「ビジネスとしての面白みがある」と考える人や「土いじりがたまらない」という人もいます。

僕は後者で、土の上で汗をかきながらする作業が好きで、地面に四つん這いになってやる雑草抜きも楽しくて仕方ありません。

人によって楽しめるポイントがいくつもあることが農業の深さと楽しさだと思います。

02. チームで連携する作業が楽しい

部活動を本気でやったことがある人なら、同じような感覚になるはずです。

周りを見て、自分がどんな行動をすれば業務が円滑に回るのかを考え、炎天下でしんどい作業の時は互いに励まし合いゴールに向かって進むこと。

みんなで協力してやり切った時の清々しさは肉体労働では顕著に味わえると思います。

03. 働いた後の飯がうまい

何と言ってもこれ。

空腹は最高の調味料ともいうように、体を動かした後に食べるご飯ほど美味しいものはありません。

04. 休憩時間のおやつとジュース

農作業を数時間した後の、休憩時間のおやつとジュースは最高のご褒美です。

これがあるのとないのとでは、次の時間のやる気と体力が変わってきます。

特に暑い日に飲む炭酸ジュースが最高すぎる!

05. 作業中の軽い雑談

僕の経験上、農業をしている人たちはシャイな人も多いですが、お話をするのが大好きな人が多いです。

僕自身、自分の話をするのが苦手で、人の話を掘り下げて聞いていくことが好きなので、周りの人が楽しく話してくれて、さっきまでしかめっ面で農作業していた人が、笑顔で作業に戻っていく姿がたまりません。

やっぱり、同じ目的に向かって共に汗を流す仲間ほど親密になれることはないと思っています。

06. 目に見える達成感

仕事において、達成感を感じることは大切で、農業はそれが後を振り返れば一目でわかります。

一つ一つは細かくて地味な作業かもしれませんが、無心でやっていて、ふとした時に後を振り向いた時の進んでいる感がいくら疲れていても、また頑張ろ!って思わせてくれます。

07. お昼寝

全ての農家さんがしているかはわかりませんが、早朝から仕事を始める人たちはお昼に2時間の休憩をとることが多いようです。

その時間にご飯を食べて、昼寝する時間が本当に幸せです。

眠れないことはほとんどなく、眼をつむると頭がスッキリして、疲れもリセットされます。

08. 一日を充足して終えられる

最高の一日を過ごせたかどうかは、夜更かしをして元を取ろうなどとは考えずに眠れる日だと思っています。

休みの日ダラダラと過ごして夜になったり、なあなあで仕事をこなした日には、虚無感に襲われて夜も眠れない日を過ごしたという人も多いのではないでしょうか?

農業を一日した日はそれがありません。体がちょうど良く疲れ切ってくれて、ネガティブなことが頭をよぎることなく、眠気がきて就寝できます。

09. 健康的

世の中には仕事で稼いだお金を使って、ジムに通って筋肉をつける人が多くいます。

しかし、農業はお金をもらいながら体を鍛えることができます。(筋肉のつく部分に偏りはつくけれど…)

体を動かすのが好きな人にとっては、一石二鳥感を味わえます。

10. 先生があちこちにいる

農業を本気で学ぼうとしている人にとって、農家さんはみんな先生になりうる。

農家さんのことを百姓と呼ぶこともありますが、百姓とは本来100のことを自らこなして生きていく人のこと。

親から引き継がれた伝統やちょっとした工夫を知っているので、本を読んでいるだけではしれないことも教えてくれます。

11. 大稼ぎできる可能性を秘めている

12. 静かな高揚感

ほんの小さな種から綺麗な緑色の芽が出てきて、花がさき実をつける姿は何度見ても不思議です。

立派に実った作物をもぎとるワクワク感と、それをがぶっとかぶりついた時のドキドキ感。

声を出して喜ぶというよりは、心のそこからワクワクする静かな高揚感がたまりません。

13. 雨の日の非日常感

14. 空を見上げる時間があること

15. 急かされないこと

もちろん、業務中は効率を考えながら、テキパキと動かなければなりません。

しかし、他の職業と違って時間制限を考えて焦って行動する必要はありません。

作物は逃げませんし、いくら焦っても一日で進む業務量は変化しません。

急かされることがストレスになってしまう僕にとっては欠かせないポイントです。

16. アイデアが次々と沸いてくる

何か物作りをしていたり、新しい試みをしようとしている人にとっては最高です。

農作業は単純な繰り返しの作業が多いですが、その中で多くのことを着想できます。

普段から考えるのが好きな人にとっては、業務を進めながら、頭の中で自分の世界に入れるのも農業のいいところです。

17. 風景に飽きることがない

毎日同じ場所で働いていたとしても、自然が作る毎日は同じになることはありません。

綺麗な雲があったり、鳥が鳴いていたり、野菜の芽が出ていたり。

仕事をしていく上で、マンネリして飽きてしまうことほど、つまらなくなることはありません。

18. 人間関係のストレスが少ない

いくら悪い性格の人と一緒になったとしても、基本は自分一人で作業を進めていくことが多くなります。

しかも大自然の中で。

そんな中でいくら嫌いな人に嫌なことをされても、ちっぽけなことのように思えて、家に持ち帰って悩み込むことはほとんどありません。(個人差はあると思いますが。)

19. 目的がはっきりしている

農業は「美味しい作物を育て、それを消費者に届ける」これが根底にある目的である。

これを果たすために、どうすればいいのかを一つ一つ考えて行動するだけ。

根本を見失わないから、堂々と進める。目的を果たす方法がわからなかったら調べればいいし、実際に実験してみてもいい。

20. 多くの世代にとって関心があること

食に関わることだから、誰もが知っていて、人類にとって欠かせない仕事。

若い人も健康に気を使うし、歳をとったら家庭菜園に目覚める人も多い。

野菜って、健康のためにも生きがいのためにも必要なものだから、ものを売ってもいいし、育てるためのノウハウを売ったっていい。

あの人は農業の力を信じている。おしゃれな服より、速い車より、美味しくて安全な食べ物の方が人間には重要なんだって、いつも言っている。

小説 幸せの条件より引用

21. あいさつ

学生の頃ずっと思っていた。子供の頃は誰にでも挨拶をしていたのに、今は知らない人は見向きもしない。

しかし、農業を営む人たちは車ですれ違う時も手をあげて挨拶をしたり、家庭菜園で野菜が収穫できたらお裾分けをしたり。

今まで忘れてきた人とのつながりを思い出させてくれた。やっぱり人とすれ違った時に笑顔で挨拶をすると気持ちがいいし、気分が良くなる。

22. 着る物さえあれば不自由を感じない

学生の頃はお金がなかったり、時間がなかったりして自由になりたいと思うことが多くありました。

でも、農業をやっていると休憩時間や作業中にみんなで話して声を上げて笑ったり、夜はお風呂が最高だし、ご飯もうまい。そして眠くなってくる。

暇つぶしとかはする必要がなくて、いろんなものが満たされている感覚になっています。

23. お金が貯まる

会社勤めの人だと、急な外食の誘いがあり、出費になるかと思いますが、農業をしているとそういうことはほとんどありません。

外食をしなくても、肉体労働の後の自分が作るご飯はなんでもうまい。

外食の費用が浮くだけでなく、農家さんは家庭菜園をしている人が多いので、野菜をタダでいただけることもあり、プラスになることがたくさんあります。

24. 天然のBGM

室内の単純作業だったら、眠たくなったり、飽きたりしてしまうけれど、外での農作業は常に風や鳥、虫の鳴き声が鳴り響いています。

それがとても心地いい。

集中している時はそれらの声は聞こえませんが、ふと一息をつくと気持ちのいい生命の声が聞こえてきて、また集中モードに切り替えることができます。

25. 自分を必要としてくれる人がいる

他の仕事だったら、すぐに変えがきいたり、ヘルプを呼んだりすることができるかもしれませんが、農業はそうではありません。

誰かが急に休んだりすると、誰かに負担がかかってしまう。

人手は多いほど良くて、何もできない農業素人の僕でさえ必要としてくれます。

サク
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農業が大好きなあなた!その農業の楽しさをぜひ教えてください!

26.過程を楽しめる

新時代の農業は、最高の農作物を作るために従来の方法だけでは持続することが難しくなってきます。

これからは、農業経験のないスタッフのアイデアや、他の分野のノウハウを応用すること必要が増えてきます。

そのため、農場のオーナー自身も初めてのことにチャレンジする必要があるので、農場の全員で試行錯誤や過程の変化を余儀なくされます。

新しいことをどんどんやっていける農業は最高です。

最後に

農業の小説を読んでいると、まさにこれだ!という文章に出会ったので紹介します。

食べるものを、自分たちで作って、生きる。

それによって、他の人たちの食を支えて、生きる。

常に、大いなる自然の一部として、生きる。

季節を感じながら、雨風と闘いながら、生きる。

体力的にキツくても、暑くても寒くても、笑って、生きる。

とにかくあの場所で、みんなと笑いながら、生きる。

小説 幸せの条件より引用