イベント発生。時間制限がある収穫はたまにはいい

サク
サク

今日もお疲れ様です!農業フリーターのサクです!

本日は6月27日。いつもブログを読んでいただきありがとうございます!

こんな僕のブログを見てくれている人がいるわけで、これからも楽しい気づきや挑戦を記していきたいものです。

出荷まで残り1時間の状況での収穫

セロリの移植作業をおこなっている時に、オーナーさんから電話がかかってきて、「ごめん、今日契約の収穫あったの忘れてて、あと1時間しかないから急いでやりましょう」とのこと。

数は少ないですが、いつものペースなら終わるはずのない量でしたが、みんなで一丸となって、無事時間内に終了しました。

これがいつもと違って楽しかったです。いつもはテキパキすることは意識していますが、時間までは気にしていませんでした。

時間を考えて、いかに効率的に進めるかを全員で考えながらやる畑仕事が面白いことに気がつきました。

ひとりで農業を始めて人々に知ってもらうためにできること

数年間経験を積んで、起業し、新たな農家のオーナーになる。

さつまいも農家のオーナーになることを目指す同僚が「それはどうやって人に知ってもらうの?自分で起業したら広告とかどうするの?」など矢継ぎ早に質問してきました。

正直、まだそこまで考えられていなくて、答えられなかったのが悔しい…

今、家に持ち帰ってきて考えてみました。

どうやって人々に届けるかってことよりも先に、まずどうやって良いものを作り上げるかが大事なのではないでしょうか。良いものを作って、それを良いものってわかってくれる人が一人でもいてくれたら、それで良いんじゃないかな。仕事の尊さはどれだけ多くの人を救えるかではないと思います。必要な人に必要なことをしてあげられたらそれだけで仕事になるし、立派な社会人なんだと思います。多数決的な考え方で「多数を尊重するのが正義で、多数を満足させることが成功である」という少数を無視することは、今の時代にはあっていないのではないでしょうか。製薬の世界でもオーファンドラッグに注目されているように、本当に必要としている少数に届けられるものを作ることが時代の流れになっているような気がします。

農家はブツブツ交換をしている

農業の世界に身を置いて感じたことの一つに

「農家さんたちはよく物々交換をしている」ということ。

ギバーとテイカーの話がありますが、農家さんはギバーでまず自分がものを誰かにあげる。とそこでお礼としてものが返ってくる。

お金のやり取りではこのような信頼関係は築かれにくいと思います。

この物々交換をやってみたい。

別に物で返してこなくてもいいから、近況を聞かせてくれたり、遊びに誘ってくれるだけでいい。

農作物を贈って人と繋がれるって本当に魅力的だし、農業がもっと楽しくなるだろうなと思います。

最近の若者は…ってやつ。

最近の若者は人との繋がりを求めていないとよく言われていますが、僕はそうは思いません。

もちろん、ご近所さんと仲良くしたり、職場の上司と仲良くなったりということに魅力は感じません。でも、同じ目線で友としての付き合いというのは求めているのではないでしょうか。

知らない人のために頑張れる人は本当に素晴らしい。

けれど、僕を僕としてみてくれて、僕が作ったものを買おうとしてくれる人に売りたいと思っています。

好きな人たちのためにする農業をしていきたい。

今日の疑問

トマトの脇芽とって、それをまた育てられるって本当?

本を読んでいると、そう書いてあったので、実際に挑戦してみることにしました。

これができるのはトマトだけなのか、そうじゃないのかも調べていきたいですが、まずはトマトで実験してみます!

トマトのちぎった芽の写真。これを植えたら本当に大きくなるの!?

今日のコラム

農作業をしている時、日記のネタを書くために感じたことを言語化して、その時の感動を、感じることをしていなかった。何かを表現しようとせずに感じている状態が、現代のいう”整った状態”なのかもしれない。日記を書くための農作業になったら本末転倒な気がする。その一瞬一瞬の感動を味わい尽くしたい。