
こんにちは!農業大好き人間のサクです!
今日は農業アルバイトが休日で、東京に勉強しに行っていました。
そこで千葉県に循環農業をやっている農場があって、求人も出ているということで急遽、偵察をしにバス・タクシーで2時間ほどかけて行ってきました。
交通費もそれなりでしたが、将来のイメージも湧いてきて行ってよかったと思っています!
循環農業といって、牧畜に加えて畑作を行うことで、家畜のフンが肥料になり、植物が育ち、家畜の餌にするような農業があります。
僕は将来この循環農業をやりたいと思っているので、勉強になると思って伺いました!
実際に僕が農起業した際にやりたいと思っていた、「きれいな農業」「収穫できるサービス」「羊」「観光農業」「6次産業」などを取り入れていて、しっかりイメージを目に焼き付けてきました。
求人のお給料もしっかりしていたので、この時代でも循環農業が成り立つことがわかりました。(誰にでもできることではありませんが。)

商品を売ることによって経営するだけではなくて、今の時代は体験自体でもお金は動きます。
インスタの写真を撮るために、はるばるお金を出して誰もやっていなそうなことをする人も多いかと思います。
商品の値段を高くしにくい農業時代のなかで、観光業として収益を生む仕組みもいい作戦だと学びました。
「タダで行ける場所」よりも「お金を払って行ける場所」の方が、魅力があることも多いと思うのです。
入場の際、保全料としては決して安くはない料金を取られました。
しかし、その時に軽い会話(本日はどういった経緯でお越しになったのですか?と聞かれ、会話が弾みました)と一つのミニトマトをいただきました。
ミニトマトが大好きなわけではない僕ですが、そこで食べたトマトが本当に甘くてうまい。
ただで提供していたのですが、その一つのサービスで心を掴まれました。
観光地で野菜を買うというのは、少なからず障壁があると思いますが、それを壊せる可能性があるのが、「一粒どうぞ」だと思います。

クルックフィールズさんは昔の古い牧場を開拓して農場を拓いたそうです。
やはり今の時代、承継という言葉もあるように、ゼロから建物を建てたり、改築する必要は必ずしもないんだなと思いました。
牛舎は解体するのにもお金がかかるので、そのまま放置している農家さんが多いと思います。
その点に着目すれば、穀物を貯蔵するサイロなども北海道の道を車で走っていると古びたものを見かけることがよくあります。
そのようなものを再利用することは、その持ち主のメリットにもなるので、考えるべき点だなと思いました。
観光農業や収穫できるサービスも行っていて、きれいな環境でした。
さらにサステナブルをテーマに農場全体を作り上げているので、今の時代に逆らわず、みんなから好かれるような場所になっていました。
農業を体験しにくくなっているから農業の楽しさに気付けない若者も多いのではないでしょうか。
クルックフィールズさんに行くと、インスタにあげるための写真を撮りたくなります。
農業をやって加工品も売りに出すとなると、どうしても問題になってくるのが、切った切れ端。
ゴミ袋で出すにもお金がかかるし、そのまま放置していると見栄えも悪いし、虫がわく。
その点を解決しているのがクルックフィールズさん。
野菜の切れ端などは、微生物やミミズの入ったコンポストに入れて堆肥化させることで、生ごみも利用できる仕組みを作っているそうです。
クルックフィールズさんは、農業経験者や牧畜経験者だけではなく、料理人や広報担当もいるそうです。
今の僕には、医療従事者の友だちや理工系の仕事についている友達ばかりで偏りがあります。
今の友達も大切にしていきたいですが、もっと広い視野で色々な分野の人に相談したり、仲間に引き入れたりできたらもっと楽しそうだし、可能性が広がるなと思いました。
最近流行りのAirbnb。
そのサービスと提携を組んで、「野菜狩りもできます」という体験をつけられれば、もっと非日常を愛和えるかもしれない。
よくお皿作りや風鈴造りなどは、自分で作ったものを後日郵送で送ってもらうサービスがあります。
クルックフィールズさんも、収穫した野菜をシェフが作り、提供してくれるそうです。
これらを組み合わせて、収穫したものを加工して、後日家に送るサービスもありではないでしょうか?
例えば、鶏の卵と小麦とバターなどをとり、後日バームクーヘンが家に届く。といったような。
おそらく観光農業で色々な方がくるから、他の農家さんが売ってくれというふうな流れになったのではないでしょうか?
千葉県で作られた他の農家さんの商品が売られていました。
これは地域活性にもなるし、それを売っているクルックフィールズさんの直売所もより賑やかになる。
以上、千葉県にあるクルックフィールズさんを訪問して学んだことをまとめてみました。
気になる方はぜひ行ってみてください!
僕も将来はここのような環境に優しい循環農業の農場を作りたいなと思います!
